どんな人に向いているSNSか

現状、TwitterやInstagramのような若者が多い印象はなく、どちらかというと年齢層が高めでSNSをビジネスツールとして活用しているFacebookのユーザー層に近いと感じています。

筆者の周りでも、もともとTwitterでしか繋がっていなかったフォロワーさんとClubhouseで初めて会話し、その後のやり取りでビジネスに繋がった事例もあります。

また、YouTubeなどを含めた他のSNSは、編集された世界観を提示するメディアである一方、Clubhouseは何の編集も、テレビのような時間の縛りもなく、有名人や社会的地位のある方の話す間なども含めた人間味をダイレクトに感じられる独特の世界観を持っています。そのような部分に共感をする人には、面白いと感じられるSNSかもしれません。

写真=iStock.com/kazuma seki
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利用が向かない人

スマホでアプリを開いている間にroomに入って音声を聴けることはもちろんですが、アプリを閉じても音声が切れずに流れ続けるというアプリの優秀な仕様により、“ながらClubhouse”が可能です。

それによって、「仕事に集中できない」といった内容のツイートも見かけるためClubhouseが生活に影響を与えているヘビーユーザーも既にいるようです。

どのSNSもそうですが、適度な距離感で付き合えるようアプリを開く時間を決めるなど、工夫をして利用してください。