対して僕は話すことは大好きだけれど、文章を書くことはあまり得意ではありません。そのため講演会や音声メディア「Voicy」などで情報発信をしています。今回出版する著書『Be Yourself 自分らしく輝いて人生を変える教科書』(ダイヤモンド社)の制作も、ライターさんに手伝っていただきました。
苦手なことは思い切って手放すこと。そうすれば、より自分の得意なことを活かして輝けます。
ポイント④大切にしたい人にだけGIVEする
「成功するためには、たくさんGIVEしたほうがいい」
これもよく耳にするセリフですよね。これは半分は本当だけれど、半分はウソです。
大切なのは、誰に対してGIVEするのかということ。誰にでもGIVEしていたら大切なあなた自身がすり減って、疲れてしまいます。「TAKER」と呼ばれる奪うだけの人がいることも事実です。
そういう人と距離を置いて、自分が「この人のために役に立ちたい!」「一緒にいて心地いいな」と思える人だけにGIVEをしましょう。
「そもそも、私には人に与えられる特技なんてないし」と思った人も、大丈夫です。必ずあなたにもGIVEできるものは、あるんです。たとえば、あなたが写真が好きなら、誕生パーティや飲み会、旅行などで撮影係をしてみてはどうでしょうか。細かい作業が得意なら、小物を手作りしてみたり、計算が早くて正確なら飲み会などの精算係を買って出てもいい。
要は、役に立つ方法は、何でもいいんですです。
大切なのは、「この人の役に立ちたい!」と思える相手を選ぶこと。
それによって稼げるかどうかは、最初のうちは考えないこと。好きでやり続けているうちに、「お金を払ってでもお願いしたい」と言われるようになりますから、そうしたら初めて、考えていけばいいんです。
ポイント⑤自分らしさは「片づけ」をすれば見つかる
突然ですが、あなたはモノをいくつ持っていますか?
一人当たりの持ちモノの平均数はなんと1万個。多い人だと2万個とも言われています。
そう、あなたは毎日、1万~2万個のモノに囲まれて暮らしているわけです。それだけモノに対して、探す時間や選ぶ時間を使っているということ。そしてこれらを片づけることは、「自分らしさ」を知る上で最も効果的な方法なのです。しかも今すぐ実践できて、お金もかかりません。
「たしかに片づけで生産性は上がりそうだけれど、どうして自分らしさまで見つかるの?」と疑問を抱くかもしれません。大切なのは、この片づけの方法にあります。
詳しくは、ぜひ麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』(河出書房新社)を読んでいただきたいのですが、ここでは簡単に「こんまりメソッド」をお伝えします。