死にたいのは酸欠っぽい状態になっているからかもしれない
今、あなたは起き上がって着替えて顔を洗って歯を磨いて、少しだけ気持ちよくなっている。それは確かだと思います。
カーテンを開けて、窓を開けて、少し風を入れてみませんか?
換気も大事です。死にたいのは、酸欠っぽい状態になっているからかもしれません。
そして、お腹が減っているからかもしれません。
死にたいのは一体何なのかは抽象的でなかなかわかりませんが、酸欠かどうか、お腹が減っているかどうかは確認できます。確認できることを一つずつやってみましょう。
僕が「いのっちの電話」に出て確認した結果、死にたい人のほとんどが食事を摂っていませんでした。つまり、死にたい人のほとんどがお腹が減っているのです。
まずはお米を研ぐ
お米を研ぐ、なんてことを書きましたが、調子が悪い時は僕だってもちろんできません。すぐにうなだれてしまいます。体を起こすだけでも必死です。しばらく立っているとすぐに横になりたくなってしまいます。
もちろん無理はしないでください。
でも、体を動かしたほうが、気持ちがいいことは知っています。朝起きて、ご飯でもつくったほうが、うじうじしているよりも気持ちいいことも知っています。
ぐったりするのは、料理のあとにして、もうちょっとだけ動いてみませんか?
台所には洗っていないお皿などが残っていて、なかなかやる気になれないかもしれませんが、そこは放っておきましょう。必要なものだけ洗って、まずはお米を研いでみましょう。
僕は、家で土鍋を使っているので、土鍋でご飯を炊き、味噌汁をつくり、目玉焼きをつくってご飯にのっけて、醤油をかけて食べます。僕はこの3点セットが何よりも好きなので、調子が悪い時でもどうにかつくることができ、食べると、やっぱり美味しいです。みなさんも好きなものをつくってみましょう。とにかく簡単なものを。
はっきり言うと、食べることが重要なのではありません。手を動かすことのほうが大事なので、つくるだけつくっておいて、残してもいいじゃないですか。ラップをかけて冷蔵庫に入れておいて、お腹が減ったなと思った時に食べればいいんです。
食べましたか? どうでしょうか。意外とお腹が減っていたんじゃないでしょうか。
僕の場合、いつも食欲がないと言いつつ、目の前にご飯があれば、すぐに食べきってしまいます。口の中が鈍感になっているのか、味があんまりしない時もありますが、それでも美味しいとは感じます。
ゆっくり食べることはできず、やはり焦りがありますので、ささっと食べてしまいますが、気にしないでいきましょう。気にするべきは、気持ちがいいか、どうかです。
食べ終わったら、そのまま台所で、お皿を洗ってみるのはどうでしょうか?
きつくない程度に。きつくなったらやめればいいだけです。
でもやればやるほど、体は心地よさを感じているはずです。
もちろん、これは僕の方法を書いているだけなので、自分は全く自炊なんかしない、外で買うほうがいいという人もいると思います。それはそれでいいと思います。