介護職の最大の利点は不景気になっても「失職しない」こと

そしてYさんは、介護職の最大の利点をつけ加えます。

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「職を失うリスクが極めて低いことです。今回のコロナ禍では健全経営をしていた会社やお店でも廃業せざるを得なくなり、失業に追い込まれる人が続出しました。でも、介護職は介護保険制度で成り立っている職業であり、給与のほとんどは国の財源で支払われていますから、真面目に働いている限り失職は考えられません。この安定性が最大の利点でしょう。団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者になる、5年後の2025年には介護職員が34万人不足するとも言われており、人材確保のため処遇改善給付金などの給与上乗せも図られています。コロナで職を失い、再就職先を探している方は、介護職を選択肢のひとつに入れてもいいのではないでしょうか」

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