夫婦別財布の世帯は定期的な「お金会議」が必須
辻井さん夫婦のケースを見てわかるように、夫婦別財布で各自が管理することで、世帯全体の収支に関しての共有ができないケースは珍しくありません。夫婦で毎月のお金の使い方や、貯蓄ペース、老後の働き方、暮らし方について考えをすり合わせることが大事です。
収入があると、支出することが「自分の頑張りを認める」ことにつながると感じる人も多いですが、それは巨大な浪費となって、自分の首を絞めてしまうことにもなりかねません。
たくさんの収入があれば、貯蓄できる、資産ができる、ということではありません。やはり貯めるには自分なりの仕組みやルールを作らなければ、うまくいかないのです。逆に言えば、たとえ収入が少なくても仕組みやルールがあれば、貯蓄も資産もできるということなのです。
【メタボ家計 家計費コストカット額ランキング】
ぜいたくな食事であったことを自覚し、自炊を増やしながら食費を抑える意識をした
2位 -1万7000円 娯楽費
ドライブついでの買い物や飲食代などが多かったが、ドライブ頻度を減らすことで娯楽費も減った
3位 -1万3000円 水道光熱費
点けっぱなし、流しっぱなし、といっただらしない使い方を家族全体で改めた
4位 -1万1000円 車関係費
ブラブラと目的なくクルマに乗ることを控えたため、燃料費などが減った
5位 -9000円 生活日用品
QRコード決済で買い物しすぎの状態だったが、使いすぎを夫婦ともに自制した
6位 -3000円 通信費
スマホの契約をより割安なプランに見直した