人種差別的偏見が背後にあるのか

しかし、日本のような同盟国すべてを彼が批判するわけではない。たとえば、イスラエルは米国と事実上の同盟関係にあるが、彼は声を荒らげない。長年の仮想敵であるロシアとその大統領プーチンにも、極めて好意的だ。

これらの国々と、日本、中国、インド、ベトナムとは、何が違うのか。そこに人種差別を見るのは、私だけではあるまい。トランプは、米国人の多くが潜在的に持つ人種的な優越感に訴えようとしているのでないか。さらに、彼自身が人種差別的偏見を抱いていないだろうか。

証明するのは難しいが、それをうかがわせるいくつかの要素はある。

(ロイター/アフロ=写真)
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