【“逆効果”の恐れがあるフレーズ】

◆万障お繰り合わせのうえ~
――日常的ではなく構えた表現。真意が伝わりにくいことも。

◆ご来臨賜りますよう、お願い申し上げます。
――適切に使わないと、「借り物の言葉だ」と見抜かれてしまう。

◆みなさまお誘いあわせのうえ~
――大勢集客したいときに使うが、個人宛てに「お誘いあわせ」は不自然な場合も。

◆ご参加の諾否をご一報ください。
――不参加でも連絡せよというのは、場合によっては失礼。

シーン別「お誘い・案内」の例文

ケース1:無料で出入り自由

堅苦しい会ではございません。
◯◯さまのご参加をお待ちしております。


POINT●「お誘い」では最も誘いやすいケースだろう。無料で出入り自由であることを明記したうえで、会場の雰囲気も書き添えて、参加しやすさをアピールしたい。

ケース2:有料イベント

◯◯先生のご講演、海外報告など
イベントも盛りだくさんです。


POINT●対価を払うだけの価値があるとアピールしなくてはならない。内容を個条書きするだけではなく、本文で中心イベントに触れることが大切。

ケース3:長時間の勉強会

第一線の方々にお集まりいただいている
完全招待制の勉強会です。


POINT●ときには数日間を要する勉強会は、手間と費用の両面でハードルが高い。負担の大きさではなく、参加者や内容の質をアピールしたい。