コミュニケーションは、多様な要素の複合体(発信側だけでも「伝え手」「伝える中身」「伝え方」が関係している)である。経営者の話を分析していくと、いかなるときにも有効な「普遍原理」のようなものが確かに存在している。ここでは、それぞれの経営者が見出した「伝え方」を考察してみよう。
他社の悪口は言わず顧客の背中を押す
東京日産自動車販売元社長 林 文子氏●1946年、東京都生まれ。BMWなどを経て、05年ダイエー会長兼CEO就任。08年東京日産自動車販売社長就任。09年より横浜市長。
他社の商品の悪口は言いません。その商品も選択肢に入れているお客様にとっては自分を否定された気分になりますからね。
自分の商品のよい点を語ればいいのです。その場合、カタログのデータを示して「ここが長所です」などと断定的に説明しても相手はピンときません。
自分も実際に利用してみて、こんなふうに感激しましたよと経験を伝えたほうがいい。説明の押し付けではなく、感性に訴えるほうがわかってもらえますね。
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