「私はどう思うのか」が大切
そんな体験があったので、就職活動のときは企業が何をしているかではなく、「多様性」を認めてくれそうかどうか、という視点で会社を探しました。「みんなのウェディング」には、それがあると強く感じたんです。例えば、社長の飯尾(慶介)は「みんなの願いを実現するには自分の願いを実現しないといけない」といつも言っているような人ですし、実際に働き始めてみても、この会社には社員の一人ひとりの夢をサポートするような雰囲気があるように思います。
アメリカで私が学んだのは「正しいか、正しくないか」ではなく、「あなたはどう思うのか」「私はどう思うのか」という問いこそが大切なんだ、ということでした。その多様な問いや問いが生まれる価値観が掛け合わされることで、新しいアイデアやイノベーションが生まれていく。会社でもそういう感覚を得ながら働きたいと思っています。
入社してからこれまでは、広報の仕事を担当しています。最初のころはミスも多く、悩んでばかりの毎日でしたが、半年が経ち、ようやく慣れてきたかな。今は広報として会社のプレゼンスを上げたい、そして1組でも多くの方に素敵な結婚式を挙げてもらいたいという野心に燃えています(笑)。
ちなみに「みんなのウェディング」が3月に上場したときのセレモニーでは、うちのウェブデザイナーが手づくりしたウェディングドレスを着て参加しました。そして、社長の飯尾と一緒に上場の鐘を鳴らしたんです。このパフォーマンスがウケて、たくさんのメディアでとりあげられて……。やっぱり反応があると素直にうれしいし、やってよかったな、って思えますね。