オリックス シニア・チェアマンの宮内さんが3分間レッスンの読者のみなさまの質問にお答えします。(2021年9月6日レター)

【読者】中小化学品メーカーで研究専門職を勤めています。研究職として24年、これまで順調に素材の開発を担当してきました。

昨年から75歳の母の認知症が進んでしまい、一人っ子で妻子もなく、地元で母をみてくれる人が見つからなかったので、勤務地の東京から故郷の九州に遠距離介護をしていました。ですが、遠距離介護は時間も費用も労力も負担になりますので、母を東京に呼び寄せることにしました。施設はなかなか空きがないことと、母が拒否していることもあり、昼間の勤務中は自宅にヘルパーさんに来てもらい、夜間と週末は私が母をみることにしています。

(構成=今井道子)