人は見た目が9割といわれる。ところが、よかれと思って取り組んでいるスキンケアが、むしろ老化の原因になっているかもしれない。「皮膚の再生」を専門とする医師に、若々しい肌を保つ方法を聞いた。

“丁寧なスキンケア”で肌が老化していく

シミやしわがどんどん出てきて、肌が黒ずみ、実際の年齢よりも老けて見える――そんな事態は避けたいもの。そのためには日常生活で、次の3つに注意してください。「洗いすぎ」「触りすぎ」「日焼け」です。

紫外線が肌の老化を引き起こすことはよく知られるようになりましたが、「洗いすぎ」と「触りすぎ」についてはまだあまり知られていません。皮肉なことに、肌をきれいにしようと熱心に洗顔料で洗ったり、化粧品を頻繁につけたりすることで、かえって肌を傷つけてしまう人がとても多いのです。