を走っていた日本の通信産業に異変が生じている。ネットワーク品質低下の舞台裏では何が起こっているのか、スマホジャーナリストの石川温氏が解説する──。

「現場レベルの危機感が幹部に伝わらない」「ドコモがつながらない」

そんな書き込みが2023年春頃からSNSで散見されるようになりました。2年が経ったいまでも相変わらずつながらないところが多く見られます。

とくに、通勤中の電車内やターミナル駅など、人が多いところで電波がつながらないとの指摘が目立ちます。「全国津々浦々、つながりやすさといえばドコモ」。かつてのドコモはこのように評されていました。しかし、いまとなってはKDDIはおろか、長年「つながりにくい」と酷評されていたソフトバンクよりもドコモのネットワーク品質が低いといわれています。

【関連記事】
プログラミングを学んでもムダに…最新データでわかった「AIに奪われた仕事」「最大の犠牲者」とは
「半導体世界一」の奪還はNTTにかかっている…「iモード失敗」から学んだNTTが「グループ大再編」を進める狙い
最先端から「iPhoneのお荷物」に転落…ChatGPTに主役を奪われた、アップル「Siri」の"敗北の理由"
PayPayを「支払い」しか使っていない人は大損…セブン、ユニクロでお得に買い物できる「初期設定」を変える方法
だから節約貧乏になる…お金が逃げていく「NISA貧乏」「ポイ活貧乏」「キャッシュレス貧乏」の残念な思考回路