「高齢者を標的にした振り込め詐欺は、いまも深刻な社会問題です。しかし高齢者はインターネットをあまり使いませんから、インターネットバンキングの詐欺事件は、まだまだ“芽”の段階にあると思います。被害が深刻化するのはこれからでしょう」
神田将弁護士はこう予言する。事実、11年秋には三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行のインターネットバンキングで、不正送金による被害が発覚した。芽が幹に育つおそれが出てきたのだ。
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(久保田正志=構成 浮田輝雄=撮影)

