「月がきれいですね」と確認できる関係性から見えるもの
今ここに互いを大切に思う二人がいると想像してください。その二人が月を眺めて、「月がきれいだね」と言うなら、その二人はあらかじめ、自分たちが同じものを同じように感じることができることを確信しています。二人は、相手が何を素敵だと思うのかをよくわかりあっている。
そのようなことが可能なのは、仲の良い家族の誰かか、親友か、恋人かもしれません。だからこそ、この言葉を口にできるとき、そこにいる二人はすでに互いをよく知っていて、信頼していて、何を考えるのかが手に取るようにわかる、ということだと思います。
たとえ離ればなれでも、同じ目標や理念をともに見ている関係性です。誰かがそばにいて孤独じゃないという安心感を与える状況や、たとえ遠く離れていても同じものを見て同じ気持ちを共有する具体的な誰かがいる状況で、自分は孤独ではない、わかりあえる人がいると感じている状態です。この関係性は、友愛や家族愛を含むようなだれか具体的な大切な人がいて、その人とは同じ目的をもち、ほとんどの利害が一致するものでしょう。
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