ソ連に亡命した岡田嘉子と演出家の恋
四方を海に囲まれた現在の日本に、地続きの国境はない。しかし植民地をもっていた戦前の日本は、そうではなかった。日露戦争後に植民地となった南樺太は、北緯五〇度線を境に、ソ連領の北樺太と接していた。
この国境を走って越え、ソ連に亡命した俳優とその恋人の演出家がいた。岡田嘉子と杉本良吉だ。
岡田の自叙伝『ルパシカを着て生まれてきた私』と当時の時刻表をもとに、二人がどういうルートをたどったのかを探ってみる。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
