元大阪市長・大阪府知事で弁護士の橋下徹さんであれば、ビジネスパーソンの「お悩み」にどう応えるか。連載「橋下徹のビジネスリーダー問題解決ゼミナール」。今回のお題は「大事な会談での態度・振る舞い」です──。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2025年4月18日号)の掲載記事を再編集したものです。

元大阪市長 橋下徹氏
撮影=的野弘路
1969年生まれ。大阪府立北野高校、早稲田大学政治経済学部卒業。弁護士。2008年から大阪府知事、大阪市長として府市政の改革に尽力。15年12月、政界引退。最近の著作に『政権変容論』(講談社)、『情報強者のイロハ』(徳間書店)などがある。

Question

日米会談で首相は態度・振る舞いを変えるべきだったのか?

今年2月、石破茂首相が米国を訪れトランプ米大統領と初の首脳会談を行いました。会談そのものは成功だったと評価されていますが、「石破さんの態度、振る舞いはなっていない。変えるべきだ」という批判もありますね。橋下さんはどう分析しますか。