咬まない、唸らない教育は犬同士で

ニナちゃんは施設全域を自由に行き来し、あっくんは部屋で猫と一緒に暮らしている。それ以外の37頭は24時間、屋内外で自由に過ごす。樹木に囲まれた約1000平方メートルのドッグランと屋内のハウスをつなぐドアは24時間開放されており、犬たちはマイペースで行き来して、好きな場所でじゃれあったり、寝転んだりしている。

筆者撮影
齊藤さんが来ると犬たちは大喜び

取材に訪れた日はあいにくの小雨模様。ほとんどの犬は屋根の下にいたが、1頭だけ、仲間から離れて樹木の下でくつろいでいた。

犬も人間と同様、一頭一頭性格も能力も異なる。それぞれの個性を把握し、尊重するのが齊藤氏の流儀だ。