推進の理由は「少子化」と「教育ニーズの多様化」

今回の意見交換会で県教委は、“共学化を推進”する理由について、「少子化」と「教育ニーズの多様化」を挙げました。具体的には、「共学化を進める背景には少子化があり、教育ニーズの多様化に合わせて教育改革が必要だ。多様な学びの選択肢を用意することが大切」とのこと。

教育のニーズが多様化していることを認め、個々人に合った進学先の選択肢を用意しなければいけないという主張には、大いに同意しますが、その手段は果たして埼玉の県立高校のうち、たった8%ほどしか占めない男女別学校を排除し共学化することが最適解なのでしょうか。

校舎に入っていく男女の学生たち
写真=iStock.com/urbancow
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生徒たちからは「選択肢を用意するのならば、共学と別学の選択肢があっていいのではないか」「公立で別学の選択肢が確保されていることが、多様性のある社会の貢献になるのではないか」という声がありました。