河合純一(日本パラリンピアンズ協会会長)

かわい・じゅんいち
1975年、静岡県生まれ。1998年、早稲田大学教育学部教育学科卒。同年、舞阪町立舞阪中学校に社会科教師として着任。2003年、早稲田大学大学院教育学研究科で学ぶ。パラリンピックでの獲得メダルは、1992年のバルセロナが銀2と銅3。96年のアトランタが金2、銀1、銅1。2000年のシドニーが金2、銀3。04年のアテネが金1、銀2、銅2。08年の北京が銀1、銅1。

名刺をみれば、「全盲の鉄人」と書かれている。パラリンピック水泳競技に1992年バルセロナ大会から昨年のロンドン大会まで6大会連続で出場し、日本選手最多の21個のメダルを獲得してきた。

障害を乗り越え、自身の境遇に最善を尽くす37歳。「夢追いかけて」がモットー。ただいま2020年東京五輪パラリンピック招致を全力で応援する。

(松瀬 学=撮影)
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