昼寝スペースの充実にこだわった新オフィス

仕事は真剣にマジメにやらねばならないという意見もよくわかります。ですが、自分の人生を生き抜くためにもときには息を抜いて、自分本来の姿を取り戻す時間があってもいいように僕は思っています。業務改善になっているかはわかりませんが、メンバーにとっては少なくとも有意義な制度を担ってるのかなと思います。

また、最近オフィスを引っ越して休憩スペースも刷新されたわけですが、「昼寝のしやすさ」ということにも気をつけて設計しました。多くの人が横になれるようにソファを二段にしたり、上にいる人が寝ぼけて転げ落ちないようにストッパーをつけたり、オットマンを駆使することで巨大ベッドを作るようにできたりと、色々な工夫をしました。

引っ越ししたてで寝心地が変わるので寝づらくならないか心配だったのですが、みんな持ち前の適応能力の高さを見せつけるかのごとく、すぐにしっかりとした熟睡を炸裂させてました。

「なぜオフィスが汚いとダメなのか」から説明する

弊社では記事や動画の企画のために、色々な小道具や衣裳を制作したりすることがあります。他の会社と比べてもかなり物が多い会社なのでゴミも溜まりやすいのですが、それを差し引いてもゴミが多いです。

衣裳の脱ぎっぱなし、撮影で使った小道具の出しっぱなしはもちろん、飲み終わったペットボトルのゴミ、よくわからない落書きが書かれた紙などいくら注意してもなくなりません。

それなのに勝手に捨てると「それは使うものだった」とか言われたりして掃除をする人もとても困ります。ということで、しっかりとしたお掃除ルールを作りました。

弊社のお掃除基本ルール
・私物や捨ててほしくないものは「自分の机」(机の下も可)に保管すること。
・撮影で定期的に使用するものは倉庫のボックスか倉庫のハンガーにかけること。
・どうしても執務スペースに保管したいものは日付を書いて張り紙をすること。
・これに外れてるものは独断でバシバシ捨てていきます。

といった感じです。給湯室でも倉庫でも自分の私物を置くことを禁止して、そこにあるものは勝手に捨ててもいいという感じにしました。

お掃除ルール制定の背景としては、「お客様がきたとき印象が悪い」「業務(導線、会議等)の邪魔になる」ということはもちろん、「掃除をしてくれる人への負担を減らしたい」ということもありました。

一般的にも、就業規則的にも「オフィスをきれいにしよう」ということは推奨されてるはずではありますが、お掃除のルールを作るにあたって、「そもそもなんで汚いとだめなんだっけ?」というところから説明しました。

もちろん、お掃除ルールが制定されてもお掃除ができない人はできないです。ただ、こういったルールがあることで「お掃除ができる人」が自主的に清掃できる仕組みにしたことで、少しずつオフィス美化レベルが上がりつつあると感じています。