「あれは、不自由の女神ですね」

クレディセゾン社長 
林野宏 

1942年、京都府生まれ。65年埼玉大学文理学部卒業後、西武百貨店に入社。82年西武クレジット(現・クレディセゾン)へ。95年同社専務。2000年より現職。

書くとは、知識や情報を知恵にかえる行為であり、文章は、それ自体が商品でなければならない。

よく、秀才ばかり雇っても企業は立ちゆかないというが、豊富な知識を持つ秀才は大変価値がある。問題は、その知識を知恵にかえることができるかどうかだ。企業は、スタッフ部門が知識や情報を知恵にかえ、現場がその知恵を行動に移し、富に置き換えることで成り立っている。