誰もが最初は一人
そして僕は、20代で起業したばかりの頃のことを思い出していました。映画メディア「シネマカフェ」を作ったものの、当時は誰も知らない存在。
それでも僕は、家にあったカメラを片手にドン・キホーテで脚立を買い、取材のためにトム・クルーズの最新映画の記者会見場に向かいました。
「君、誰?」と受付で咎められ、入れてもらえないところから、僕の仕事は始まっていたのでした。こういうチャレンジ・スピリットを、しばらく忘れていたことに気づきました。
そう、あのときと同じく、すべて一人で全部やればいいのです。できる限りプロの手は借りない。YouTubeなり、いろいろなメディアにノウハウが転がっている時代なので、そこから勉強して自分でやる。一人だから、助けてくれる人もたくさん出てくる。かつてもそうでした。
すべてが可能で、圧倒的なスピードも手にできる
今やお金をたくさん集めて起業できる時代。でも、お金をかけないやり方を語る人はほとんどいません。
小さく、一人で始める方法を語る人が少ない。儲からない、と言われている領域も、一人で超低コストで始められたなら、さて、どうか。
一人でやろうと考えれば、すべてのことが可能で、圧倒的なスピードも手にする。大きな可能性が見えてくるのです。