最も浮気しやすい職業の1つは教師や医療関係者――。オンラインカジノのラントカジノがそんな調査結果を発表した。イギリスで3800人を対象にした調査データを分析した結果、浮気の約85%が職場で始まっており、従業員の5人に1人が同僚との浮気を告白した。
職場での浮気が最も多い分野は販売で、全体の14.5%が浮気を告白している。2位は意外にも教師の13.7%、3位は医療関係の12.5%。以下、輸送・物流、接客・イベント運営、エンジニアリング・製造、不動産・建設、会計、銀行・金融、IT、軍隊の順だった。
一方、最もパートナーに忠実な職業は研究・製薬で、浮気を告白したのはわずか0.1%。以下、経営・コンサルティング、警察・警備、クリエーティブアート・デザイン、メディア・インターネットと続いた。弁護士も浮気の少ない職種の1つで、わずか0.5%だった。
世界最大級の不動産フランチャイズチェーン、コールドウエルバンカーの不動産業者ジェシカ・フェルナンデスはこの状況を身をもって味わった。5年連れ添った夫に裏切られたのだ。
夫が23歳の女性アシスタントと浮気していることにフェルナンデスが気付いたのは今年10月。夫は勤務先の自動車部品販売会社で相手の女性と知り合った。
夫の浮気にフェルナンデスはうすうす感づいていた。
「おかしいとは思っていた。夫の弁当を用意すると彼女の分も用意してくれと言われた。彼女が手作りの料理を持ってきたからと言って弁当を食べずに持ち帰ることもあった」
夫と女性アシスタントは急接近し、頻繁に2人で一緒に仕事をするようになった。
夫の勤務先が従業員の家族を招いて開催した野球大会を見に行ったフェルナンデスは、すぐに変だと気付いた。「相手の女性に自己紹介したら、彼女は途端に元気がなくなった感じで、私のそばにいるだけでものすごく気まずそうだった」
長い時間を共にする人と
それから2週間ほどしてフェルナンデスが夫の携帯電話をチェックすると、そこには彼女からの恋人気取りのメールが。それで何が起きたのかはっきり分かったとフェルナンデスは言う。
「すぐに夫を問い詰めた。もちろん彼は片っ端から否定したけど」
夫も相手の女性も認めなかったが、フェルナンデスはその後も引き続き夫のメールをチェック。どの程度の頻度で恋愛感情や情事について触れているかを監視した。