WBCのような試合が見られる
【五十嵐】日本がWBCで優勝し、大谷選手がホームラン王に輝き、ドジャースに移籍した2023年が日本の野球界にとってのターニングポイントになるかもしれません。
来シーズンは、これまで以上に、メディアやファンが、大谷選手に期待し、ドジャースの勝敗に一喜一憂するはずです。1000億円というプロアスリートとして世界一の契約を勝ち取ったわけですから、結果を求められるし、いい意味でも悪い意味でも注目を集めるのは間違いありません。大谷選手の活躍によって、日本の野球も盛り上がっていくはずです。
大谷選手は、あまりに現実離れした活躍をすることからアメリカでは「ユニコーン」と呼ばれています。ぼく自身も、来年の大谷選手の異次元の活躍が楽しみです。プレーオフではWBCのようなヒリヒリした短期決戦が何度も見られることでしょう。
だからこそ、彼が野球選手としての、そして人間としても魅力とともに、野球というスポーツの面白さをたくさんの人に知ってもらえるような活動をしていきたいと考えています。
(聞き手・構成=フリーライター・山川徹)