「身体に良い」はずの食べ物があわないこともある
一般的に身体に良いとされている食べ物が全ての人に効果的だとは限りません。
慢性型のアレルギーは一人ひとり違うものです。私も以前検査で「海藻やそばが良い」と言われ、意識してたくさん食べていたら、逆に海藻やそばの慢性型アレルギーになってしまいました。
一般的に「身体に良い」と言われているものでも、自分にはあわないこともあるのです。
「誰にとっても良いもの・悪いものはあまりない」という考え方のほうが人生楽しく生きられます。
カレーや牛丼といった高カロリーな食事でも、あえて避ける必要はありません。そのとき食べたいものを食べればいい。夜中にラーメンを食べたければ食べればいいのです。
私はラーメン屋巡りが大好きですし、カップラーメンも食べます。
自分の身体や脳が欲するサインに対して素直に応じ、食べたいものを食べればいいのです。
朝食はしっかりとるべき
コレステロールは脳に良い、という話をしましたが、脳に栄養を行き渡らせるために、朝食はしっかりとりましょう。朝はブドウ糖が不足しているからです。
普通、朝食と昼食の間は4時間ぐらいです。昼食と夕食の間は、だいたい7時間ぐらい。
ところが、夕食から朝食までは12時間もあります。つまり、低血糖を一番起こしやすい時間帯は、朝なのです。
ブドウ糖が不足した状態は、脳の働きには絶対良くありません。もちろん記憶力にも大きなマイナス要因です。
脳はものすごくエネルギーを消費します。1日中勉強をしていると、運動もしていないのに、お腹が空いた経験のある方も多いことでしょう。
朝、ブドウ糖が不足している脳には、できるだけ早くエネルギーを補給する必要があるのです。