何を話せばいいか分からないときは「最近どう?」でいい

そういう考え方もあるかぁと驚きましたが、自分が出ている台を打ちに行ったという部分を隠した場合、「ただ仲良し友達とパチスロに行った」というだけの日常トークになってしまうので、泣く泣くその朝一パチスロネタをフリートークで話すのはあきらめました。その日は2人とも勝ったので良かったですが、もし負けていたらもっと愚痴を言っていたと思います(笑)。

話がそれましたね。

みなさんも、会ったばかりだと、仲のいい人とでも何を話せばいいのか戸惑うことはありませんか? トークの入り口は「最近何かあった?」が基本です。「最近どう?」「いい感じ?」などなど、お友達との会話でも質問してあげましょう。僕がしている質問も、よろしかったら参考にしてみてください。

ただし、後輩に対して「最近何か面白いことあった?」と聞いてしまうと、無茶ぶりする悪い先輩になってしまうので、あくまで優しく自然に、ハードルを上げずに質問してあげてください。くれぐれも、高圧的に接してはダメですよ!

おしゃべりをする人たち
写真=iStock.com/Farknot_Architect
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相手の好きなものの話をしてウォーミングアップ

オタクのみなさんが好きなものの話をするとしゃべりが止まらなくなるように、好きなものの話をするのは基本的に楽しくて、口が回ります。ラジオ番組の収録前は、パーソナリティさんとその人の好きなものの話をして、場を温めています。ウォーミングアップには最適ですね。

ここでは、3つに分けて、話題づくりのヒントをお話ししたいと思います。

(1)相手の好きなものを知っているとき

定番の入り方は「最近○○やってる?」というセリフからの趣味トークです。「最近『Dead by Daylight』やってる?」「モンスター狩ってる?」「今週のワンピース、ヤバくない?」など、相手の好きなものを知っていると話が早いです。逆に「『FF16』やってます?」などとパーソナリティさんから質問されることもあります。

こんな関係になれると、一瞬で盛り上がりをつくれますね。

パーソナリティによっては、ほんのりとした下ネタも盛り上がるので、そんな話をすることもあります。しかし、下ネタは好き嫌いがあるので、最初に下ネタが出たときのリアクションでよしあしを見ます。本気で大笑いしているかどうか、みたいな感じでしょうか。とあるラジオでは、収録直前のマイクテストで、毎回、放送では言えないような下ネタを言います。いきなり予想外の下ネタを言うとだいたいウケます。