承認欲求を満たす

人間には承認欲求がある。心理学の世界でとても有名な「マズローの五段階の欲求」のうち、四番目に数えられるほどの大きな欲求だ(※1)。それを満たすことで、人は自己評価を高めながら生きている。そんなに簡単に捨て去ることができるものでもない。

自分がここで言いたいのは、肯定されるかどうかを第一の基準にして、人間関係を選ぼうということだ。何よりも大事なのは自分を肯定してくれるかどうかだ。

自分が開いている、会話をするだけの会「不適応者の居場所」も、目的はそれだ。褒められなくてもいい。話に頷いてもらえるだけでも、人は承認されたと感じるのだ。

肯定される関係のなかで一生生きられるのなら、幸せは手に入ったようなものだ。

夜アパートの建物の外側のウィンドウ
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嫌な相手とは「心の距離」を置けばいい

何度か話したことがあり、共通の知人も多いある人が、自分の活動をSNSで悪く言うようになった。名前を出して一方的に言いがかりをつけているので、とうとうダイレクトメッセージを送って、思っていることを率直に、丁寧に伝えた。

けれども相手は、メッセージなんか送ってきた、読まずに無視していると公言し、さらに一方的に攻撃を続けたのだった。

本心を伝えるのがいいのかどうか、考えさせられる出来事だ。

嫌なことをしてくる相手からは、誰だって離れたい。けれどももうこちらを意識しないでくれ、関わりたくないと思っていても、いつまでもこちらをかまってくる。ツイッターなどのSNSではそんなことが特に多い。

こんな時はハッキリと伝えればいいのだろうか?