いつまでも若く活き活きと過ごすにはどうすればいいか。漫画家の弘兼憲史さんは「『もう色恋はどうでもいい』と思うようになったら、それは老化のステップを一段上がっている。亡くなるまで精力的に仕事をしたピカソと小林一茶はともに女性遍歴が豊富だった。擬似恋愛は間違いなく若さを保つ秘訣である」という――。

※本稿は、弘兼憲史『弘兼流 70歳からのゆうゆう人生「老春時代」を愉快に生きる』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。

木製の桟橋で女性にキスロマンチックな先輩の後景
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死ぬまでSEXを実践した俳人

葛飾北斎、貝原益軒、伊能忠敬の3人は歳をとってもますます元気だったわけですが、古今東西、「お盛ん」だった著名人も数多くいます。