SNSで外国人の友達を作る

⑦ トイレで英語にふれる

私は、トイレに英語表現を覚えるための週めくりのカレンダーを置いています。1日に数回見ます。水を流しながら、小さく声に出します。定着率がいい学習法になっています。

同時に、世界地図もトイレに貼ってあります。小説やニュースで話題の場所がどこなのかを確認すると、理解が深まります。

⑧ 外国人の会話友達を作る

日常的に会話ができる外国人の友達を持つことはとても重要です。私は大学とIT業界が仕事場なので海外人脈に恵まれていますが、もしもそうした環境ではない場合は、オンライン英会話がおすすめです。日常的に同じ講師を指名していれば、友達に近い関係になることができます。理想的には、一番使っているSNSでつながることですが、オンラインゲームや仮想空間にもつながるチャンスがあります。

日本人の友達と同じで、共通の仕事、没頭している趣味、コミュニティや利害関係を共有していないと、日常的な会話パートナーにはなれません。同業の外国人がいそうなイベントやコミュニティに積極的に参加することが近道になると思います。大学の留学生には、日本の社会人に就職の話を聞きたい人がたくさんいます。英語でアドバイスする立場になれたりすると、頑張ってしまうものです。

「無料の英語学習教材」を活用する

⑨ 英語パンフレットで観光する

地方に旅行や出張したら、観光案内所で英語のパンフレットをもらいましょう。最近のパンフレットはネイティブがちゃんと監修していて、英語が正しく、視点が外国人のものが増えています。無料で利用できる学習教材です。

橋本大也『英語は10000時間でモノになる』(技術評論社)
橋本大也『英語は10000時間でモノになる』(技術評論社)

外国人を案内している感覚で、見るもの、食べるものを自分に英語で説明してみましょう。私は、家族旅行で妻子相手に「英語で何と言うか」を紹介して楽しんでいます。英会話でも旅行の話題は使えます。

私が普段やっていて効果的だったと思える方法を9つ紹介してみました。日常生活で英語化できるシーンを、自分でも考えてみてください。

①長時間やっていること
②やらないといけないこと
③楽しくてついついやってしまうこと

この3つを選んで英語でやってみることだと思います。

作業に必要な英語の語彙を最初にまとめて学習しておくと効果的です。Bing(ChatGPT)のようなAIに「企画書づくりに必要な英語の語彙を教えて」などと頼むと、最近はかんたんに専門単語帳が得られます。

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