「すぐ転職しましょう」の一点張りは要注意
③人材紹介に対する価値観
あなたの今後のキャリアアップを真剣に考えてくれるヘッドハンターかどうかを見極めましょう。残念なことに、中には紹介実績を増やすためにとにかく件数をこなそうとする人もいます。そう考えると、時には転職にストップをかけてくれるヘッドハンターの心意気も大切です。
私自身の実経験ですが、最近の傾向としておよそ4人に1人のペースで転職を止めているのが実情です。誰にでも転職を勧めるようなヘッドハンターは、必ずしもあなたのキャリアアップを踏まえた提案をしているとは限りません。
気をつけるべきヘッドハンターの口癖・態度
「すぐにも転職しましょう」の一点張りで、逆に転職を止めてくれるような気配のないヘッドハンターは注意が必要です。
どんな候補者にも転職するべき適切なタイミングがあり、それが今なのか、1年後なのか、あるいは数年後になるのかを適切に分析することは、ヘッドハンターの重要な役割なのです。
経歴書に赤字を入れてくれる人は信頼できる
④経歴書に対する具体的なアドバイスがあるか
当然ですが、ヘッドハンターの目線から経歴書の内容を確認し、必要あれば修正を加えてくれる親身な人かどうかを確認しましょう。反対に、もしヘッドハンターがあなたから受け取った経歴書を、そのままの状態で企業に提出するようであれば注意が必要です。
気をつけるべきヘッドハンターの口癖・態度
「送付いただいた経歴書の内容に全く問題ありませんので、すぐにこのまま企業側に提出しましょう」という回答がきた際は、この段階で付き合い方を変えるべきです。
⑤紹介案件を検討する時間を確保してくれるか
ヘッドハンターから紹介された案件に対して、通常であれば数日から1週間程度の検討期間は必要です。しかし、「案件を提示された翌日までの期限であるので、早く経歴書を提出してほしい」といった具合に、企業からの案件をじっくり検討する時間をあまり与えてくれないヘッドハンターはお勧めできません。