内定受諾を催促するのは依頼者目線ではない
⑥面接時に依頼者の都合を考慮してくれるか
企業との面接を設定する際は、候補者の都合を事前に確認するのが常識でしょう。企業側から提示された日時を最優先にしようとする姿勢は、ヘッドハンターとしてあるべき姿ではありません。
⑦内定に対して十分検討させてくれるか
企業から出た内定を受けるかどうかは非常に重要な選択となります。候補者に考える時間を与えず、すぐに内定を受けるように働きかけるヘッドハンターには気をつけましょう。
新天地まで見守ってくれる人を見つけよう
最後に、良いヘッドハンターに見られる特徴も紹介します。
例えば、円満退職のアドバイスを親身にしてくれるヘッドハンターは信頼できます。無事に現在勤務する職場を円満退職し、新しい職場に出社するまで、必要に応じて定期的に親身に対応してくれるヘッドハンターと付き合うようにしましょう。
反対に、候補者であるあなたが内定を受諾した後、連絡が一切なくなるような人もいますが、その態度はヘッドハンターとしてあるべき姿ではないと思います。
もちろん、スムーズに新しい職場で仕事ができる人ばかりではなく、なかには新しい職場に馴染めずにいたり、想定していた仕事と異なり成果がなかなか出せなかったりする状況に陥る人もいます。およそ25年間にわたるヘッドハンターとしての私自身の経験を振り返っても認めざるを得ないのが現実です。
この記事を読まれた方が、転職後もコミュニケーションを継続してくれるヘッドハンターと巡り会い、一緒に転職活動を乗り越えていくことを願っています。