転職が売り手市場の20代、30代と違い、40代以上ともなると、どうしても転職の難易度も上がってくる。その場合でも、積み重ねた実績に加え、知識やスキルを証明する資格がある人は強い。戦略的に資格を取得し、再就職を可能にするためのポイントとは。「プレジデント」(2022年11月4日号)の特集「資格・検定、独立、再就職」より、記事の一部をお届けします――。
スキルアップの概念、スキルの言葉と勉強の人と木製のブロックを積み重ね
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時代に合わせた資格の取得を

結婚、子育て、介護などで、ブランクがある場合の再就職。その場合、資格があると非常に有利に働きます。

20代、30代などの若い世代の場合、転職は売り手市場なので、そこまで資格は必要ないでしょう。しかし、40代以上になると、転職の難易度も上がっていきます。その場合、「実績プラス資格」がある人が強い。40代以上になるとこれまでに積み重ねた実績と、それにプラスして資格があると、他のライバルに差をつけることができます。

もちろん資格といっても、何でもいいわけではありません。自分の行きたい業界や業種の方向性に合わせて、戦略的に取っていきましょう。さらに時代の流れも鑑みて、いま、求められている資格を取っておくと、かなりの強みになります。

「プレジデント」(2022年11月4日号)の特集「資格・検定、独立、再就職」では、長く働く時代のキャリアや人生プランの考え方、いま注目の資格・検定、取得に仕方と生かし方を紹介。社会人が通える大学院、お得に学ぶための制度、人気の趣味系資格ランキング、大転身に成功した人の事例など、仕事と人生のための記事が満載です。ぜひ、お手にとってご覧ください。