日本人にとって「結婚はぜいたくな消費」となっている

かつて結婚は「一人口は食えねど二人口は食える」などと言われたように、1人で暮らすより2人で夫婦となったほうが食費や住居費、光熱費などの面で合理的であり、貧乏だからこそ結婚したほうがいいと言われた時代もありました。

しかし、今や、結婚するにも、結婚を続けるにも金がなければどうにもならない状態に追い込まれているともいえます。婚活現場にいる未婚男女が結婚の機会を逸するのは「結婚は金だ」という意識が強いからによるのですが、愛で結婚した夫婦でさえ40代以降は「結婚は金だ」という現実を痛感することになります。

女性が家計の計算をしている手元。隣から夫が数字を指し、コメントしている
写真=iStock.com/megaflopp
※写真はイメージです

夫婦共にフルタイムでそれぞれ年収700万円以上のパワーカップルが増えているなどという報道もあるようですが、しょせん全体の2%にも満たない人だけの話です。「金がないなら夫婦共働きすればいいじゃない」というせりふは、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という逸話と同じ「恵まれた立場」だから言えることかもしれません。もはや「結婚はぜいたくな消費」となっているといえるでしょう。

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