5%社員は「目的」と「手段」を混同しない
【やめるコツ③】手段が目的になっていないかチェック
実現したい理想が明確だと、目的につながらない手段はすぐに切り捨てることができます。そこで、仕事と人生の優先順位が整理できたら、さらに重要な仕事を絞り込むために、手段と目的の切り分けをします。
とくに、やるべき仕事がいっぱいで、あっという間に時間がなくなってしまう人は、すぐにやるべき仕事が「目的なのか」「手段なのか」を切り分けて、力の入れ具合を計画してみましょう。
この作業では、仕事を「目的そのもの」「目的を達成するための手段」「目的につながらない手段」、この3つに切り分けます。
5%社員は「仕事の目的」からブレない
さらに時間ダイエットするためには、「目的を達成するための手段」をコンパクトにして、目的に直結する仕事へ最大のエネルギーをかけます。
また、目的達成のための手段を行っているとき、漫然と目の前の作業にあけくれるだけはいけません。目的達成を意識しながら進めて、行動のブレをなくすことが大切です。
これは、漫然と散歩をしているだけでは山の頂上にたどり着けないのと同じです。山の頂上を見据えてあとどれくらいで到着するのか、そのためにはどういう配分で体力を使えばいいのか戦略を立てることで、頂上へとたどり着けます。
「仕事の目的(頂上)」を意識すれば、成果への道が自然とひらけてきます。