“負のエネルギー”で結婚した夫婦の行く先
外出時の警護と、1日数回の立ち寄り、ことが起きた場合の緊急連絡などに絞ればいいと思うが、それでも年間、1億円ぐらいのカネは必要になってくるだろう。
この2人の場合、カネの切れ目が縁の切れ目にはならないだろうが、眞子さんが思い描いていた穏やかで楽しい新婚生活が、現実という壁に阻まれ、遠くなっていくことで、2人の関係に齟齬が生じてこないとも限らない。
そんなことから、こんな意見も出てくるのだろう。「離婚にいたった夫婦の一定数が『もともと親に反対されて結婚した』と語っています。親や周囲の反対が“意地や執着”を生み出し、それが“負のエネルギー源”となって強引に結婚にいたるケースは多いのです。しかしそうした場合、結婚後に『こんなはずではなかった』という違和感が生じ、意地や執着が燃え尽きてしまうこともあります」(岡野あつこ氏)
そうならないためには、司法試験合格はもちろんのこと、小室圭さんが生活基盤の確立といっそうの妻へのいたわりが必要になってくることは間違いない。
2人にいいことを教えよう。眞子さんは、ニューヨークに来て3カ月以上もたつのに、なぜ、いつまでも付け狙われ、隠し撮りされ、プライバシーを侵害されなくてはいけないのか悩んでいるに違いない。
「放っておいて」、そう叫びたくなることもあるだろう。同情を禁じ得ない。
日本の週刊誌報道をやめさせる唯一の手段
外国はともかく、日本の週刊誌報道をやめさせる手はある。彼らは他人の不幸が三度のメシより好きだから、あなたたちが不幸せでいる間は、いつまでもどこまでも追いかけてくる。
だから、あなたたちが人もうらやむほど“幸せ”になればいいのだ。
生活基盤を安定させ、子どもを産み育て、愛情あふれる家庭生活を送るようになればいい。幸せな他人の生活は、週刊誌のターゲットではなくなるからだ。
外出するときは2人で手を組んで歩きなさい。お互いの目を見つめ合って微笑みなさい。時々大きな声で笑いなさい。
小室圭さん、ひとりだけでポーズを付けて、張り込んでいるかもしれないカメラを睨むのはやめなさい。胸毛を出すのもおやめなさい。もうすぐ春です。眞子さんはもっと明るい色を着たほうがいい。
いつまでも秋篠宮家から援助の手を差し伸べてもらっているようでは、週刊誌を含めたメディアの“好餌”のままである。
貧しくとも逞しく、自立した人間として生きていく覚悟を見せる。それが見えてこないところに、メディアにつけ狙われる“隙”があると思っている。