花粉の季節はテレワークを活用できると理想的

職場でできる対策

オフィスに花粉を持ち込まない、花粉を取り除き舞い上がらせないなど基本の対策はもちろんのこと、制度面の整備を整えることが求められています。受診費用などを会社が負担する花粉症手当の導入や、休暇制度をつくる、ティッシュなどの消耗品や花粉対策メガネの購入費用などを支援するのもよいと思います。花粉の飛散が多い時期は積極的にテレワークを活用できるような環境整備もオススメです。

以上、花粉症とパフォーマンス低下についてお伝えしました。現状、職場での花粉症対策は不十分な場合が多く、まだまだ対策を講じる余地があると感じます。職場における花粉症対策について、対策が行われていると回答した割合は13.8%にすぎない一方で、会社に対策を希望する割合は60.9%にも上るという調査結果もあります(エステー「花粉対策と仕事における生産性への影響に関する実態調査」2019年)。パフォーマンスを下げない環境作りは個人の対策・職場の対策の両輪で成り立つものであると考えます。

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