※本稿は、浅野まみこ『コンビニ・ダイエット』(星海社新書)の一部を再編集したものです。
ダイエット中も食べたくなるカップ麺
カップ麺は、なぜか定期的に食べたくなる気がします。
頻度は人それぞれだと思うのですが、それだけカップ麺には美味しい誘惑があります。そして少しばかりの罪悪感があります。
その罪悪感の正体は、やはりそのカロリー、そして、栄養バランスの偏りではないかと思います。カップ麺は、麺という炭水化物が中心であり、さらに麺が揚げてあるなど高カロリーです。
最近では、ノンフライや生麺風などのタイプもありますが、カロリーは全体的に高めです。大きなカップ麺1つを食べたら、1食に必要なカロリーもしくはそれ以上のカロリーになるものもざらです。
罪悪感なくカップ麺を食べる方法
カップ麺だけでは物足りないかなと、ここでおにぎりやパンなどお腹がいっぱいになりそうな炭水化物と組み合わせれば、さらに、カロリーオーバーは否めません。
また、栄養バランスにおいても、気をつける必要があります。炭水化物メインのカップ麺だけでは、炭水化物(糖質)の代謝に必要なビタミンやミネラルが不足してしまいます。とはいえ、カップ麺は食べたいもの。
そこで、罪悪感をなくすカップ麺の食べ方をご紹介します。
罪悪感がなくなる方法の一番は、栄養バランスが整うことです。カロリーは同じでも、それを代謝させる栄養素の組み合わせを考えれば良いわけです。
おすすめのトッピングのひとつめは、ビタミンやミネラルが豊富な野菜です。
野菜は、洗って、切って、調理してとかなり手間がかかることで、ハードルを上げる食材ですが、コンビニには、洗ったり、切ったりする必要のないカット野菜や冷凍野菜、ねぎパックなどが売られているので、本当に助かります。
この野菜たちの組み合わせ方は、簡単です。カット野菜は、湯を注ぎ入れる前に、一緒に入れてしまいましょう。私がよくやるのは、カップ焼きそばの「キャベツましまし」です。