新潮は「まるで“詐欺婚”のようなもの」

不合格が事実だったことを報じたのは、翌日夜のNHKニュースだった。

渡米前に勤務していた奧野総合法律事務所に圭さんが「不合格」だったことを伝え、「来年2月に再チャレンジする」といっていたというのである。

眞子さんにとっても、夫の不合格は想定外だったのではないか。

不合格を知った眞子さんが、それから4日後の11月2日、秋篠宮邸のある赤坂御用地に1人で「里帰り」していたことが報じられた。

「宮内庁関係者は赤坂御用地に入った理由を『荷物の整理のため』としている。午後4時半すぎに御用地を出るまで7時間以上の滞在となった。午後6時45分ごろタクシーでマンションに戻った時には終始うつむいていた」(スポーツニッポン11月3日付

記者会見で眞子さん&圭さんから、捏造、誹謗中傷報道だと批判された週刊誌は、不合格の報を受けて、ここぞとばかりに罵詈雑言を浴びせてきた。

「結果を待たずに入籍を急いだのは、まるで“詐欺婚”のようなもの」(週刊新潮)。三菱東京UFJ銀行(当時)を退職後にパラリーガルとして勤めていた奧野総合法律事務所でも評判はよくなかったと報じているのは週刊文春(11月11日号)。

「彼のフォーダム大留学が決まったとき、奧野事務所のメンバーの一人は『やっといなくなる』と清々した様子を見せていました。決して仕事ができるタイプではなく、むしろ“お荷物”だった、と」(法曹関係者)

将来を嘱望される若きエリートからお荷物にまで評価が下落してしまったのである。

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返さなければならないお金は1000万円以上か

女性自身(11月16日号)は、小室圭さんは会見の翌日、日本を離れる予定だったのを眞子さんが延ばしてもらうようにお願いしたと報じ、「小室さんは司法試験に手ごたえを得ることができず、合格発表前に日本を離れようとしたのではないか」(宮内庁関係者)と、敵前逃亡しようとしていたと疑問を呈している。

週刊文春はご丁寧に、圭さんの“借金”がいくらになるか計算までしている。

国際基督教大学(ICU)時代に奨学金を受け取っているが、これは利子付きの貸与奨学金だとして、彼が返済義務を負うのは1年目の2学期以降の学費、計524万7000円。奧野事務所からニューヨークでの生活費などの支援を足すと約900万円。母親と元婚約者との金銭トラブルの解決金もあるから合計は1000万円以上になる。

さらに悪いことに、母親が長年勤めていた洋菓子店と労災かどうかをめぐってトラブルになっていたが、「最近、正式に退職したそうです」(小室家に近い人物=週刊文春)。母親も無収入になってしまったようなのだ。