その上、2人がニューヨークで借りる予定の部屋は、マンハッタンのアッパーウエストサイドにある高級アパートメントで、「日本でいうところの2LDKで、家賃は約80万円」(女性自身)だそうである。

気になる眞子さんの働き口は?

夫の収入が当てにできないのなら、眞子さんが働くしかないだろうと、週刊文春は、眞子さんの働き口まで世話している。

彼女は学芸員の資格を持ち、独身時代は東大総合研究博物館の特任研究員をしていたので、そのスキルを活かした候補を3つ上げている。

以前、ブラジル訪問の帰路に訪れた「アメリカ自然史博物館」。ここは映画『ナイト・ミュージアム』のモデルにもなった。

だがここの学芸員はみな博士号を取得している人ばかりなので、就職口としてはハードルが高いという。

次が、このところよくいわれている『メトロポリタン美術館』。さらに、眞子さんのニューヨーク行きに合わせたかのように今年5月にオープンしたのが『日本人歴史博物館』で、ニューヨークの日本人や日系人の足跡を伝える博物館だという。

現在はデジタルのみだが、将来的には実際の博物館を設立する予定だそうで、ここの評議員の1人、スーザン大沼という人物は日系人会会長も務め、昨夏、圭さんのインターン先となったゲイリー森脇弁護士ともつながるそうである。

3つの中では、ここの可能性が高いような気がするが、学芸員とはどれぐらいの年収なのか? 週刊文春が調べたアメリカ美術館長協会のデータによると、ニューヨーク州の中部大西洋岸の学芸員の平均年収は約1400万円だという。

学芸員助手でも約720万円。アメリカの最低時給は1200円(バイデン大統領が来年以降1600円にする大統領令に署名した)、日本は930円だから、年収も高い分、物価も高いのは致し方ないのだろう。

貯めてきた皇族費は相当目減りしているのでは

夫が2月にもう一度試験を受けて合格すれば、年収も2500万円に跳ね上がるそうだから、悠々自適とはいかないまでも、2人で暮らしていくのに不足はないだろう。

だが、ロークラークとして働き、眞子さんとの生活も始まる。その上、2月の試験の合格率は低いといわれる。弁護士になれなかったらどうするのだろう。

眞子さんは20歳からもらっていた皇族費が貯まって1億円ぐらいになっているとよく報じられている。

私は、そのおカネは相当目減りしているのではないかと考えている。

奥野法律事務所がニューヨークでの生活費を援助したといわれているが、それは弁護士資格を取得して復帰してくれることを前提としていたはずである。