「ピザ×日本食」の商品投入で多様なニーズを取り込む

また、消費者のニーズが多様化するなか、今年5月には和風の味わいが楽しめる「クワトロ・ニッポン」と“ピザ×日本食”の新感覚が味わえる「ピザライスボウル」を発売した。

「ピザ×日本食」の究極コラボ商品として発売した「ピザライスボウル」。ごはんでピザを味わえる商品だ。写真は「ピザライスボウル 炭火焼チキテリ」
画像提供=ドミノ・ピザ ジャパン
「ピザ×日本食」の究極コラボ商品として発売した「ピザライスボウル」。ごはんでピザを味わえる商品だ。写真は「ピザライスボウル 炭火焼チキテリ」

「単身世帯含め、幅広い層へアプローチするためには、商品やサービスの内容を常にアップデートしていかなければならない」とライリーさんは語る。

「単にピザの味や素材にこだわり、サービスを充実させるだけではなく、お客さまのリアルな声に応え、心から満足する体験を創出していく必要があります。今回発売した『クワトロ・ニッポン』も、和風の味を好まれるお客さまから『自分に合うピザを選びにくい』という意見があったのを参考に、日本人になじみのある明太マヨソースや北海道産チーズなどの具材をそろえ、和風味をひとつのピザで楽しめるよう工夫しました。

さらに在宅勤務中のランチや、自炊する時間が取れない単身世帯に向けた『ピザライスボウル』は、おひとりで食べるのにちょうど良いボリュームに仕上げたのが特徴です。1年がかりでの開発でしたが、『ごはんでピザを味わえる』という新しい食体験が非常に好評いただいており、お客さまの裾野が着実に広がっていると感じています」