「なかなかYesをもらえない」徹底したSNS施策

ドミノ・ピザらしさは、SNSを駆使したキャンペーンでも随所に感じ取ることができる。

激辛ロシアンルーレットを楽しめるキャンペーン「#ドミノハロウィンルーレット」や、最高チーズ責任者(CCO)を一般公募する「#ドミノチーズ100万」、最近では数あるピザのなかで自分好みのものを選べる「マトリクス型のピザチャート図」が反響を呼んだ。

こういったユニークで、エンタメ性に富んだ施策を行う背景には「ピザはカジュアルで日常に花を添えるものだからこそ、ワクワクするようなコミュニケーションを意識している」からだという。

ドミノ・ピザ公式Twitterに載せられた「マトリクス型のピザチャート図」。ユーザーからは「分かりやすい」の声が広がり、28万以上のリツイート数を獲得している
画像提供=ドミノ・ピザ ジャパン
ドミノ・ピザ公式Twitterに載せられた「マトリクス型のピザチャート図」。ユーザーからは「分かりやすい」の声が広がり、3万以上のリツイート数を獲得している
2019年に行ったキャンペーン「New Yorker 1キロ ウルトラチーズ」。当初は2週間限定の施策だったが、あまりにも反響が大きかったため、現在はレギュラーメニュー「ウルトラチーズ」として定着している
画像提供=ドミノ・ピザ ジャパン
2019年に行ったキャンペーン「New Yorker 1キロ ウルトラチーズ」。当初は2週間限定の施策だったが、あまりにも反響が大きかったため、現在はレギュラーメニュー「ウルトラチーズ」として定着している

「単なる広告やキャンペーンの実施にならないよう、特にSNSを活用する場合は『メディアのヘッドラインを飾れるくらい』のインパクトが出せるように創意工夫しています。ユーザーと双方向のコミュニケーションが図れるよう意識し、楽しい要素を盛り込むのはもちろん、話題性のある切り口を考えて毎回行っているのです。

チームの部下からは『企画のアイデアを考えても、Yesをなかなかもらえない』という声も上がりますが、それはお客さまが求めていることを正確にくみ取り、施策に反映させられるよう努めているから。中途半端では終わりたくないので、常に貪欲にチャレンジしていく気持ちを持っています」

全国でNo.1になるために、1500店舗を目指す

今年6月に国内800店舗を達成したドミノ・ピザは、将来的に全国1500店舗を目標にしているという。

トッド・ライリーさんは「さらに成長機会を増やすべく、既存の首都圏で展開するビジネス基盤を拡充しながら、地域ごとに出店攻勢をかけることで小商圏化を進めていきたい」と意気込む。

「ピザを食べるオケージョンを広げていく意味では、やはり店舗数を増やすことが重要になってきます。アクセスのしやすい立地やお客さまから出店の要望をいただいている地域へ積極的に店舗を広げ、全国各地でドミノ・ピザがNo.1になれるように画策していきたいと思っています」