糖化が進むことで、白かった肌はだんだん黄色っぽく

【肌がくすんできた】
抗AGEコスメでくすみを改善

透明感がなくなり、肌が全体的に黄色っぽくくすむ黄ぐすみは、肌老化のサインです。

原因は2つあります。ひとつは、紫外線を浴びたことによって、肌の表面にメラニン色素が溜まること。もうひとつは、真皮の細胞の糖化が進むことだと考えられています。

AGEは茶褐色の物質です。糖化が進むことで、白かった肌はだんだん黄色っぽくなるのです。

牧田善二『20万人を診た老化物質「AGE」の専門医が教える老化をとめる本』(フォレスト出版)
牧田善二『20万人を診た老化物質「AGE」の専門医が教える老化をとめる本』(フォレスト出版)

ポーラの研究によって、年齢が上がるほど真皮のAGE蓄積量が増えることがわかっています。何も対策をしなければ、歳を重ねるに従って、黄色くくすんでいく一方です。

肌を若々しく保つには、糖化の進行を食い止めることが大切です。放置すれば、肌全体が黄色っぽくくすんでしまいます。食生活はもちろんのこと、スキンケアにおいても、AGE対策が必要です。

具体的には、肌の汚れや古い角質を完全に落としたあとに、抗AGEコスメでケアを続けることが大切です。現在、AGE対策に有効とされているスキンケア成分は図表のとおりです。たとえば、ツバキ種子に含まれる成分は特許が取られており、黄ぐすみを防ぎ、美肌へと導きます。

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