活動休止の背景にある二宮の「結婚問題」
さらにそれに追い打ちをかけたのが、週刊文春が年初から次々に放った「嵐」のメンバーたちの女性スキャンダルである。これらを読むと、突然に見えた「嵐」活動休止も、結婚問題が深く関わっていることがよく分かる。
「松潤『絶交宣言』、『二宮、ふざけんな』<二宮父が初告白2時間>」(週刊文春2020年1/2・9日号)結婚問題でファンばかりではなく、仲間との人間関係も壊しているのは、「嵐」の二宮和也だと、文春が報じた。
二宮は、元フリーアナウンサーの伊藤綾子との結婚をツアー中に発表した。「ニノはメンバーや仕事より恋愛を優先した」とファンが反発したのは致し方ないが、メンバーの大野智や松本潤との間も、不穏な空気が漂っているというのである。
中でも松潤は、これまでも女性との噂が絶えなかったが、全てを否定してきた。
「否定し続けることがファンに対するアイドルとしての態度と信じる松本にとって、二宮がツアー中にファンに結婚報告するのは許容できることではなかったのだろう」(文春)
私にはこの理屈が理解できない。アイドルといっても、みな40近いオジサンばかりである。それに女性のほうはもうすぐ40になるから、子どもを産めるかという心配もあるだろう。
櫻井は同級生の恋人と婚前旅行
次は「櫻井翔『同棲彼女』とハワイでラブラブ撮影会」(『週刊文春』同年1/30号)
文春は櫻井翔が慶應時代の同級生で「ミス慶應」にもなったA子とベトナム旅行へ行ったと報じた。帰国した日、彼がキャスターを務める「news zero」(日テレ系)に生出演すると、番組終了後に再びハワイへと旅立ったというのだ。
オアフ島のカイルアビーチでは、白いTシャツに短パン姿の櫻井の横に水色のワンピース姿のA子がいた。モノクログラビアには、欧米人らしい老夫婦に頼んでツーショットを撮ってもらっている櫻井と彼女の写真が載っている。
ハワイは「嵐」にとって特別な場所である。ホノルル湾上に浮かぶクルーズ客船で華々しいデビューをし、結成15周年のアニバーサリーライブを行ったのもハワイだった。
文春によると、櫻井は「嵐」を期間限定ユニットと考えていて、終了後に海外留学する予定を立てていたという。A子のほうも、「いつかハワイに住んで、自分のセレクトショップを持ちたい」と、かつて雑誌のインタビューで語っていたそうだ。
2人はすでに櫻井のマンションで同棲生活をしているという。文春は、年末の活動停止後に、櫻井は結婚に踏み切るのではないかと見ている。彼の“覚悟”を見せたのが、彼女との婚前ベトナム・ハワイ旅行だったというのである。