沖縄の海で過ごしている写真が何枚も…

その一番の理由は、大野が密かに育み、活動休止して1年ほどたってから結婚しようと心に決めている彼女がいることを、全員が知っていたからだという。

恋多き大野だったが、彼女とのことを「最後の恋」だといっていた。

グラビアに沖縄の海、大野が好きな釣り船の上だろうか、彼女を両腕で優しく抱きかかえる写真が載っている。大野の顔には彼女への思いが溢れ、彼女も目隠しで顔半分は見えないが、唇は微笑み、左手の薬指にはリングがはっきり見えている。

次のページには、海の浅瀬で、水着姿の彼女と唇を重ね合う大野とのツーショット。背中を向けている2人の間に小さな子どもがいるスナップまで載っているのだ。

なぜ、こんなプライベート写真が何枚も流出したのだろう。「最後の恋」はどうなったのか。

文春によれば、大野より10歳若いシングルマザーのA子と知り合ったのは、約7年前のことだったという。芸能関係者の誕生パーティーで知り合い、お互いの連絡先を交換したことがきっかけで交際が始まった。

藤島ジュリー社長が事務所残留を命じた

A子は、20代前半で子どもを育て、自立していた。タレントの菜々緒によく似た美貌とスタイルが大野の気に入ったのだろうが、彼女の自立心、精神面の強さにも魅かれたのではないか。

大野が信頼しきっていたことは、「芸能人の印象を左右する髪型も彼女に任せ、A子さんが器用に髪をカットした」(文春)ことでも分かる。

2人は大野が住むマンションの上下にいて、大野が自宅にいるときは、常に一緒にいて、大野は子どもも可愛がっていたという。

大野の趣味は釣りと絵画や彫刻などの創作活動で、プロの域だそうだ。大野が好んで描くモチーフの一つに、黒いパグがあるが、2人で選んで飼った愛犬。

大野は活動休止後、沖縄の離島に移住する予定で、17年10月には約1200坪の広大な土地を取得していた。「海沿いのプライベートビーチ付きの広い土地で、複数のヴィラを建てる計画でした」(島の不動産関係者)

彼女は決して表には出ず、大野も、「普通の男に戻って、A子と生きていきたい」と考えていた。引退、結婚を夢見ていた大野に待ったをかけたのが、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長だった。彼女は、嵐の活動休止は認めるが、大野は事務所に残留しろといい渡したというのである。大野の描いていた芸能界引退が白紙に戻ってしまった。

だが、不惑直前の中年男なら、事務所には残るが結婚はさせてくれというのではないのか。