テレワークが前提となり、オフィスで顔を合わせる機会は減ってしまった。そのとき部下をマネジメントすればいいのか。コンサルタントの長尾一洋氏は「部下のメンタルケアにはこれまで以上に気を使わなければならない。特に『3つのS』を意識してほしい」と説く——。
若い女性がチームとビデオ通話で意見交換をしている様子
写真=iStock.com/DisobeyArt
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適度な距離感や関係性をどうつくっていけばいいのか

テレワークという働き方が定着し、営業活動もオンラインで行うようになると、当然ですが上司と部下が顔を合わせる機会や時間は大幅に減少します。「会えない」「働いている様子が見えない」状況の中で、「部下とどのように接すればいいのか」「適度な距離感や関係性をどうつくっていけばいいのか」と悩む管理職の方は多いことと思います。

テレワーク時代の部下指導においては、3つの「S」を意識してください。

See(見る/見守る/見える化する)
Stroke(存在を認める/働きかける)
Suggest(提案する/フィードフォワード)

「See」が見守るという意味を含んでいることにご注意ください。上司が部下を見るときは、どうしても「監視」しようとしがちですが、そうではなく、まるで幼い子に対するが如く「愛」をもって見守ることが大切です。会えないことで、部下の気持ちは見えにくくなります。それをきちんとしっかり見つめる。関心を持つ。管理や監視や干渉ではなく「見守る」姿勢が求められます。