行き過ぎた言葉の暴力は会社への名誉毀損にもなる

図1:「悪口」を軽く見てはダメ!へたをするとこんな罪に問われる!
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図1:「悪口」を軽く見てはダメ!へたをするとこんな罪に問われる!

職場の悪口といってもその種類はさまざまだ。酒席でこぼす他愛のない愚痴から、ネット掲示板への書き込み、会社の内部事情を文書化してマスコミや官庁へ送付するといった事件も増えている。

ストレス発散の愚痴程度なら問題はないが、根拠なく相手を貶めたり、職場や社会に広く伝播することを狙った悪口は、職場で懲戒処分の対象となるだけではなく、民事訴訟や刑事罰に発展する場合もある。

例えば、周囲の不特定多数の人に聞こえるところで、上司や同僚に面と向かって「頭悪すぎ」「給料泥棒」などと言うのは、客観的な事実に基づかない非難として侮辱罪(刑法231条)に該当する。もっとも現実には、その悪口だけで警察が動く可能性は低い。

(構成=石田純子)