内定前なら企業側が内定後なら社員が断然有利

若者のファッションとして浸透しつつあるタトゥーですが、ビジネスシーンではいまだ敬遠される傾向が強いようです。業種にもよりますが、タトゥー社員はできるだけ採用したくないというのが企業の本音ではないでしょうか。

採用段階ならば、タトゥーを理由とした不採用も可能でしょう。性別などの差別的な理由でないかぎり、採用に関しては広く企業サイドの自由が認められています。自社が求める身だしなみを応募者に明示したうえでタトゥーの有無の申告を求めても、法的には何の問題もありません。

(構成=村上 敬)