日本はすでに先進国ではないという自覚が必要
日本では、なぜその作業があるのか分からなくても、昔からやっているという理由だけで継続するケースがありますが、米国ではそうしたことはほぼ皆無といってよいでしょう。
付加価値の低いものはすべて外に出し、自分たちはより付加価値が高く、成果の大きいものに集中するわけです。日本では長時間残業をしている人は、がんばっていると評価されがちですが、米国ではダラダラ残業しているようではむしろクビになってしまいます。
この結果、一見テキトーに仕事をしているように見えても、日本よりもはるかに大きな金額を稼いでいるのです。
日本はすでに豊かな先進国ではなくなっており、私たちはその事実を受け入れた上で、今後の対策を考える必要があります。