会計500年の波乱万丈ストーリー
会計には様々なルールがあるが、それがいつの時代になぜつくられたのか。例えば「減価償却」。これを初めて採用したのは、蒸気機関車の発明によって誕生した19世紀イギリスの鉄道会社だ。
当時、リバプール・マンチェスター鉄道に投資した人はかなりの儲けを手にした。この成功に刺激を受け、イギリス各地で雨後の竹の子のように鉄道会社が設立され、株で「ひと儲けしたい」という株主も増えていった。しかし、鉄道会社の場合、初期投資に莫大な費用がかかるうえ、固定資産が多いため、特に創業当初は儲けを計上して株主に配当するのは容易ではない。
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