【田原】海外の展開はどうですか。
日本進出はどうしても大掛かり
【中山】海外は2つの方向性があります。1つは、日本進出を考えている海外メーカーへのアプローチ。取扱説明書やカスタマーサービスを日本語対応にしなければいけなかったり、日本独自の規制を満たさなければならないので、日本進出はどうしても大掛かりになります。そこでまずはテストマーケティング的に使ってくださいと提案しています。
【田原】もう1つは?
【中山】海外のクラウドファンディングサイトと連携して、マクアケでできたものを売ってもらおうとしています。いま相互にブリッジするサイトを広げている段階。もちろんいずれはダイレクトに世界のコンシューマーに届けたいです。簡単ではないですが、世界に価値を残すことがそもそものビジョンなので。
【田原】頑張ってください。ちなみにいまおいくつですか。
【中山】37歳です。いま藤田さんが46歳。僕がその年齢になるまでには、グーグルやアマゾンのように、世界で100兆円のインパクトを残せる企業にしていきたいですね。
中山さんへのメッセージ:日本に埋もれるアイデアをもっと世界に出していけ!
(構成=村上 敬 撮影=今村拓馬)